祈り
2006年 07月 16日
知らせがあって、姉の夫だった人が難病に罹って重篤だという。
姉の死後、いくらもたたないうちに再婚を強要されて、忘れ形見をいつくしんでくれたその人を、思春期のさなかに離縁して気のすむ人と一緒になった「義兄」を少し醒めた目で遠くから見ていたけれど、こんなことになるなんて。
願いはひとつしかなかったのに。
姉の分も長く生きて欲しいと思っていた。
生みの親は一人しかいないのだもの。
なくなった人のことを思うと、最近はドラマにも流さない涙があふれてくる。
姉と同じ時間を過ごした人は愛憎の区別なく長く生きて欲しい。
忘れないで欲しい。
たとえ塵ほどであったとしてもその人の思い出の中にあるならば、
見ているならば、お姉さん。おねえさん
助けてあげて。
姉の死後、いくらもたたないうちに再婚を強要されて、忘れ形見をいつくしんでくれたその人を、思春期のさなかに離縁して気のすむ人と一緒になった「義兄」を少し醒めた目で遠くから見ていたけれど、こんなことになるなんて。
願いはひとつしかなかったのに。
姉の分も長く生きて欲しいと思っていた。
生みの親は一人しかいないのだもの。
なくなった人のことを思うと、最近はドラマにも流さない涙があふれてくる。
姉と同じ時間を過ごした人は愛憎の区別なく長く生きて欲しい。
忘れないで欲しい。
たとえ塵ほどであったとしてもその人の思い出の中にあるならば、
見ているならば、お姉さん。おねえさん
助けてあげて。
by ai-bannri
| 2006-07-16 00:03
| 荒磯のうた