忘れられる名刹―栄山寺

吉野に柿狩りに行ったとき、吉野川のほとりの店でご飯を食べて、すぐそばにある古い寺を訪ねたことがある。
栄山寺といってそのときは人影も無く荒れていた、
帰宅して調べると藤原氏南家の菩提寺で平安時代には栄華を誇っていたらしい。
藤原不比等の子武智麻呂が719年に建立したとあった。
名のある寺なら拝観料も取って境内の手入れをしたら良いのにと思ったものだ。

ところが・・・
今回訪れたら、拝観料が要った。400円
しかも、・・・前より荒れていた。・・・・_| ̄|○、ダメジャン
寺の人がいうには、ボランティアで雑草など引きに来てくれる人がいたが表彰されたら来なくなった。(何だそれは)
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白い山吹はこの寺に良く似合う
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八角円堂は武智麻呂の子、仲麻呂が父母追善供養のために建立。夢殿に似たこの堂は、内壁などに極彩色の仏画が残り、天平時代を代表する唯一のものともいわれている。
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内陣の仏像には金箔が残っている壁の絵などは落剥が激しいd0038294_11235730.jpg




この目でじかに見られて充分に嬉しかったのだけれど同行の「仏像より花」の面々は荒れた庭に400円は高いと、不満の声があがる。
ごめんね、こんな庭で・・・・d0038294_11274038.jpg
八角円堂の周りも雑草がびっしりとオオイヌノフグリやタンポポも風情があると言えばそうだけれど。


ああ、こんな不平不満を書けばバチが当たりそうだが、特筆すべきものはまだある。
ここに来てくれた、あなた、ぜひ一度はお参りしてみてね

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平等院、神護寺の鐘とともに「三名鐘」といわれている
三名鐘のひとつは三井寺じゃないかと突っ込まれそうだけれど・・・
小野東風のてによる銘があり、その音色は余韻がぶれずに澄んでいた。
今は聞くことは出来ないのだ、せめて録音されたものでも聞きたいものだが・・・・

お昼ごはんは以前食べたレストラン吉野川で松花堂弁当を食べる2100円
席から眺める吉野川ー(音無川とも)ーの景色が美しい。
赤い花は、はなずおう
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あと、金剛寺と和歌山県橋本の子安地蔵寺に向かう
by ai-bannri | 2006-04-25 11:39 | 旅行