神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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1月19日-神戸の町

転勤でちょいの間の住処を広範囲にわたり転転としている時期があった。
どこも、どれも懐かしくて昔の事件を振り返るテレビ番組などがあると、あの時はうちの回りもあんなことがあったわと懐かしんだりする。

なじめばどこも都で、次の土地に移るときは、きっとまたここに住むわと、当てのない別れの言葉をかわした。

ひと月足らずのうちに新居を決めて引っ越さねばならないのに、東京あたりを退くときは連日観光バスに乗りに行った。
転勤も旅行気分のような時期もあった。

神戸の六甲山の中腹辺りは今でも住みたい街である。
少し歩けば清流の音も聞こえるし、なんと猪がえさを求めて歩いた痕跡を見ることもある。
今は完全機械化されているのか香りが流れることもないが「灘五郷」のうちの魚崎と御影の郷がある。
狭いところに京阪神を結ぶ電車は3本も通っている。
見晴らしも良くて人口島の中に今は新空港も見える。

住んでいた頃はただのため池だった深田池は今は綺麗に整備されて浮き御堂のようなものも作られている。ベンチなども置かれて散歩途中のひとがいっとき休んでいるのを見かけたりする。
ここで休んで気合をいれて坂道を登るのだ。

友人のうちの一人は昨年家を新築してさらに見晴らしが良くなった。
明るい日差しにエアコンのスイッチを切るぐらいの機密性の高いリビングで、駅前の料理店で弁当を取り寄せして気を使わないお喋りを3時間ほど。
夜訪ねたらきっとこんな景色が見えるだろうとおもう写真をウエブサイトで見つけた。
1月19日-神戸の町_d0038294_1641441.jpg
by ai-bannri | 2006-01-20 16:43 | 日記・あれこれ