神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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6月26日ー三輪明神ー

用事があって大和の三輪明神へ出かけた。
大和国一ノ宮として古くから親しまれている。
500メートル足らずのきれいな三角錐の形をした山そのものが神様でうっそうと杉の原生林に覆われている。ご祭神は大物主の命(=大国主命)
山が神様なので神殿は無く拝殿がある。
聞くと原生林とはいえ山には道も開かれて山頂まで登れるらしい。
所要時間およそ1時間。
山頂の杉の大木が数年前の台風でなぎ倒されて視界が開け遠く二上山と信貴山の間の断層あたりから堺の町を隔てて明石海峡大橋が見えるという。もちろん霞など掛かっていない日だ。

駐車場で参拝人の様子を見ていると皆ことごとく、鳥居をくぐるときはお辞儀をしてすすみ、帰る人は向きを変えてかしこまり、手を合わせて礼をしている。
他の観光地の有名寺社とはちょっとちがうなぁ・・・
今風の奇抜な格好にどぎつい若者特有の化粧をした女性も同じようにお辞儀をしていた。
もっともその後は肩を怒らせて歩いていたが・・・

近くには神の化身と契りを結んだ玉依姫(モモソ姫とも)の墓と伝えられる箸塚がある
契りを結び愛した人が蛇だと知れば誰だって驚くだろう。
あの愛は偽りだったのかと三輪山にかくれてしまった神こそひどいよ。
玉依姫はミホトを箸でついて死んでしまった。
そんなところ・・・・箸でついて死ぬか?ふつう・・・
by ai-bannri | 2005-06-27 01:27 | 日記・あれこれ