神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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10月18日 10月のお茶

初秋、10月のお茶の稽古
肌寒い季節に入るための配慮から水差しを客から遠ざけ、風炉のぬくもりを感じさせる。
棚は使わず、炉以外の道具を運び入れる。
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濃茶の点前、練った茶を差し出す。
正客はそれを取りに行き、頂戴する。
茶会の席では半東(はんとう)が運ぶ。
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茶器 3点
茶入れは丹波焼 信水釜
 高い温度で焼く丹波焼きの熔変が見事な景色を作っている
仕覆は道元緞子

今日の花は浜菊と野紺菊
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筒型の備前に清純な菊の色がまぶしい



もう季節には合わないのだけれど、夏の間一度も袖を通さなかった、しじら織りの単衣を着てゆく。
前回の稽古のときに先生に聞いておいた。
「稽古なんだから、かまわないわよ」




阿波正藍しじら織(あわしょうあいしじらおり)寛政年間(1867年)に流行していたシャガ縞という織物を偶然夕立で濡らしてしまい、布面に縮みができたのにヒントを得て創られた。経糸を平組織に、タタエ糸を緯畝組織にして経糸は張力を強く、タタエ糸は、張力を弱くして織り上げ湯もみをする。張力差によって生ずる「シボ」のもつ独特の肌ざわりと、阿波藍の優雅な色調、素朴な味わいを特徴とする錦織物である。阿波の天然植物の藍で染めた織物で、肌触りのよい夏衣として最適


JRの駅に自転車を置いてバスに乗り継いで稽古に来ている人がいるので駅まで送って差し上げる。この時間バスを待つ停留所のあたりは暗くてさびしいものだ。
by ai-bannri | 2006-10-19 00:16 | お茶とお花
お茶の稽古の生徒に小学校の先生がいる。

1日はやはり運動会だったということで、その話題が出た。
私は十分に感動したのだが、彼女は毎年のことなので無事にひとつの行事を終えた、といった感じであった。
秋の学校行事の話から修学旅行の話題になった。
娘たちの小学校の修学旅行といえば忘れられない思い出がある。

長女は岡山市内の生徒数500人ぐらいの当時なら中規模の学校にかよっていた。
修学旅行は関西方面だったけれど秋も終わり近いころで、帰るころにはとっぷりと日暮れていて誰が誰やら見分けはつかなかった。
親はてんでにわが子の名前を呼び子達はおかぁ~さ~んと返事をするが親子で200人近い雑踏の中で子供を受け取るにも時間が掛かる。
修学旅行の迎えなんてそんなものだと思っていたが。

次女は大阪の学校で広島に行った。
生徒数も多く1300人ぐらいの小学校で6年生は270人ぐらいいた。
念のために懐中電灯を持参したが、子供たちの乗ったバスが近づくと学校中の明かりがともされて校庭は昼のように明るくなった。
教室の明かりがナイターの照明のようだった。
端っこのほうから自分をめがけて走ってくる娘が見えた。

私は感激した20年近い前の話をたびたびするが、大阪の人はそんなものだと思っているらしい。

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10月のみの茶の点前、「中置」
秋の気配とともに水差しを客から遠ざける配慮をする。
棚は使わず「お運び」となる。

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中秋の名月が近いので干菓子もそれにちなんで月と兎、早めの紅葉が色を添える




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花はしゅうめい菊、紅白のミズヒキ、ホトトギス。ムラサキシキブ、ヤハズススキ
軸は「掬水月在手」

 掬水月在手  水を掬すれば月 手に在り
 弄花香満衣  花を弄すれば香は衣に満つ
by ai-bannri | 2006-10-05 12:25 | 日記・あれこれ

茶室に秋

習っているお茶は表千家で、今の講師は前の先生のお弟子さんで、私の初歩の手ほどきもしてくれた。
前の先生が高齢を理由に引かれたので去年の講座から受け継がれている。

自分は免状を取るつもりはなくただその雰囲気を楽しんでいるだけなので稽古は毎年同じことの繰り返しだ。
上級へ進もうとしたらご自宅の稽古場に行かなければならない。

茶の湯の奥義を極めるのは並大抵のものではないと思う。
奥も深いし、幅も広い

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床の間に秋の雰囲気が漂っている
竹で編んだ筒に、秋海棠(しゅうかいどう)、むくげ、段菊、シュウメイ菊、銀水引、ヤハズススキがいけてある。
段菊が珍しい。
調べたらクマツヅラ科でカリガネソウ属で名前は菊だが姿は似ない
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季節の花300より

これらの花はすべて講師のお宅の庭にある。
茶の心は花の心だろうか、丹精こめて育てないと、山野草などは庭ではなかなか育たない。

この花は戴いて持ち帰り姉の写真の前に供えてある。

彼岸の休日には母を連れて実家の墓参りにいった。
北摂の山を切り開いて巨大な墓苑が作ってある。
そこに父と白血病で夭逝した甥と、姉の霊を祭ってある。
帰り道木立の間から淀川をはさんだ北河内の遠謀が見えるところがある。
車を止めてしばし眺める
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あと中央環状沿いの「シャロン」で食事
実家に送ったら、ガレージを空にして宴会の最中だった。二人の甥の一家、
「らぼ」のホームステイにきている、韓国のセハンさん(新春と漢字では書くらしい)
21歳、168cmの美人だ、
ガレージに掛かるたっぷりとした萩の花が満開で美しい
by ai-bannri | 2006-09-27 08:49 | 日記・あれこれ
d0038294_2348380.jpg公民館講座のお茶のお稽古で7月2回の稽古が済めば休みに入る

今日の花は芙蓉、ヒメヒオウギスイセン、ハンゲショウ
d0038294_23483357.jpg軸は色紙で源実朝の和歌







小学校の先生をなさっている方が欠席で、やや寂しい稽古ではあった
時間が余ったので、唐物の袱紗さばきの練習などをした。

稽古に使う茶入れは丹波の真水釜のもので「茄子」のかたち。
d0038294_23441223.jpg高い温度で焼くときに自然に出来る「けしき」がとてもよい
それをつつむ仕服は道元緞子

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道元禅師が好んで使われた生地のコピーである
by ai-bannri | 2006-07-05 23:45 | 日記・あれこれ

5月の初風炉

公民館講座のお茶の稽古に行く
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5月から風炉となり初風炉なので棚は使わない
初夏ともあれば炉は客の位置から遠ざけて、水差しが手前に来る





床の間の軸は『薫風自南来』-(くんぷうじなんらい)
d0038294_22182643.jpg   薫風南より来る

 唐の文宗帝の
人皆苦炎熱(人は皆炎熱に苦しむも)            
我愛夏日長(我は夏の日の長きを愛でむ)

 に柳公権が答えて云った。

薫風自南来(薫風は南より来たる)    
殿閣生微涼(殿閣に微涼の生ず


禅の言葉にすれば意義があろうが、言葉そのままに取りたい

d0038294_22222677.jpg花は色は白いが 紫蘭(葉は斑入り)、岩笠、都忘れ


床の間に水無瀬神宮の袱紗に櫟の一刀彫の楓の香合がある
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この形の稽古は1年に1度だけなのでなかなか覚えられない。
手前が済んだら中じまいで写真の形に道具を揃える。

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炉を残して道具はしまう
棚を使えば中じまいはない。
by ai-bannri | 2006-05-17 22:33 | 日記・あれこれ

椿 ふたいろ

公民館講座の新しい年度は始まっていないのだけれど、間が空くのもなんだから、ということで4月5日にお稽古があった
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軸は陶淵明の漢詩「春水四澤満」

  春水満四澤  春水 四沢(したく)に満ち
  夏雲奇峰多  夏雲 奇峰(きほう)多し
  秋月揚明輝  秋月 明輝(めいき)を揚げ
  冬嶺秀孤松  冬嶺 孤松(こしゅう)秀ず

花は椿2種に山吹の葉d0038294_0324887.jpg

つぼみは固いが咲けばあでやかである
赤は乙女椿 白は雪見車
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by ai-bannri | 2006-04-15 00:34 | お茶とお花

3月13日―茶歌舞伎

昨年まで習っていたお茶の先生から「茶歌舞伎」をするのでどうぞ。とお誘いを受けていた。
飲んだ茶の銘柄を当てて遊ぶ。

春先なのに暦が逆に動いているような朝だった。
先生のおうちでのお稽古は気が張るけれど、これはお遊びなので深い紺色に紅型模様の小紋に綴れの帯で行く。

茶歌舞伎は元々は闘茶で、京都栂ノ尾のお茶(本茶)と他の生産地のお茶(非茶)とを飲んで当てて遊んだらしい。
いろいろな趣向が生まれてやがては物や金銭が賭けられたのであろう室町時代には何度も賭博禁止令でご法度となったこともあるらしい。

やがて茶道の中に組み入れられたが今はあまりそれを教える師範はいないらしい。
珍しいことをするのねといわれたことがある。

朝のお稽古が済んだ頃をみはからって昼過ぎに訪ねたらまだお稽古の最中で、「茶せん飾り」をするので一緒にどうぞといわれる。

席に入ると8人ほどの弟子たちが居た。d0038294_17582532.jpg



今日の軸飾りは与謝蕪村の屏風絵「奥の細道旅立ち」の写し、奥の細道の「弥生も末の七日~の10行ほどと「行く春や鳥鳴き魚の目に涙」の句があって出立する芭蕉一行の絵が添えてある。





花は椿と土佐水木。
居住まいを正して打ち揃ったところに亭主役の人が床の間に飾った茶せんを正客の前に出す。
四角い塗りの盆のうえに緞子の袱紗が敷かれ竹の筒と茶せんが置いてある。




d0038294_1814671.jpgめったに見られない茶せんを披露するという建前だ。
作法通りに丁寧に拝見し由緒由来の薀蓄を聞く

もっとも先生宅のお道具はどれも立派でわれわれには手の届かないものばかり。




それが終わると簡単に昼餉にして茶歌舞伎に

初めに試茶として2種類の銘柄の分かったお茶が点てられる。
今日の一服目は「上林」ついで「竹田」
竹田のほうがまろやかな味がした、
でも一服目は先に食べた主菓子の味に惑わされたかなぁ

本茶に入る前に投票する小さな栞3枚がわたされる。
それぞれに名前と茶名が書いてある。もっとも3枚目の茶名は「客」

一服目・・美味しいと思った、でもサラリとしている・・・。
去年は迷った挙句最初に感じたのを捨てて当たらなかった。
今回は迷うことなく「客」の札を入れる。

2服目、3服目と次々に濃茶が点てられて皆思い思いの札を入れていく
最後に集められて半紙にそれぞれの投じた茶名が書かれていく。

茶が入れてあった同じ形同じ色の棗5つが先生の前にそろい裏蓋に書かれた茶の銘柄が披露される。

なんと今回はてぴたり賞でした。
嬉しい
でも4人もいたので半紙はいただけない。
あとでコピーしてあげるといわれた。

お茶席は緊張するけれど今日みたいに和気藹々と楽しめるときもある。というより
楽しめるときのほうが多い。

この後唐物扱いの茶入れの披露の稽古があって終わったのは4時ごろだった。
by ai-bannri | 2006-03-13 18:06 | お茶とお花
昔は新茶が出来たら壷に入れて保存し、野山が色づく頃炉を開いて客人の前で壷の口を切って、石臼で引いた抹茶を楽しんだ。
茶人の正月とも言えるもっとも重要な行事である。
本当は師範の家の稽古には参加していないので行く資格はないのだけれども、時折の稽古に人数が足りないときは呼ばれるものだからこれにも呼んでいただける。

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あいにくの雨


外での、木戸の迎えつけの挨拶、つくばいでの手水は省略。
正客には9月に東京へ越して行かれたTさんだった。
挨拶に「今日の雨は私のせいで、もうしわけございません」には満座の笑いが・・
  雨女なのね・・・
床の間の軸は「明歴々 露堂々」
  先日の公民館のものとは別の書で、特にめでたいものにはこの銘が使われる
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花は 西王母と紅葉した土佐水木を大ぶりの竹の花器に。

壷は焼きは高取 口覆いは秀吉好みの「大倉金襴」
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香合は九谷焼の菊づくし

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釜は高麗 鐶付(かんつき)は茄子 地肌はちりめん

水差しは京焼き
茶入れは高取 仕覆は珍しい絣だったd0038294_245510.jpg

炭手前のあと懐石料理で昼となる
 向こう付け 鯛のお造り 汁は西京味噌に丁子麩
 椀物 海老しんじょう
 強肴 うなぎの蒲焼
 煮物 里芋とオクラ、ひろうずと干ししいたけ 
 和え物 柿の白和え シメジと青菜のおひたし
 八寸 山の幸はぎんなん 海の幸は紅白かまぼこ

今日は路地の挨拶がなかったので八寸のとき「千鳥の杯」をした

その後、濃茶の席
茶室をあらためて薄茶の席
棗は一関張りの松葉散らし

覚えられるものではない・・・・・orz
デジカメの調子が悪い。
自分のカメラで道具を写せなかったので頼んだ人のプリントが出来上がるのをまって後日UPすることにする
by ai-bannri | 2005-11-07 00:12 | 日記・あれこれ