神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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10月16日の京都

「着物を着て京都あたりで昼ごはんを食べる会」は8月、9月は休みだったけれど、久しぶりの京都を楽しんだ。
今回は「阿吽坊」
京都の住所は独特だ。
そのとおりに歩けば目的地に着く。
阿吽坊の住所は(東山区八坂鳥居前町下ル下河原町472 )なので、八坂神社の鳥居を見て南に下る。
そうそう、京都で『あがる、さがる』といえば御所に向かって行くのをあがる、御所から引くのを下がるといったらしい。
もっとも今は南に行くのが下がる、北向きはあがる。東西は「入る=いる」という。
下河原どおりを行くと家並みの向こうに八坂の塔が見える、
近づくようにさらに歩くと白い暖簾のかかった店があった
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一汁三菜の昼のメニューを予約してある。
今日のメンバーは9人。
暖簾をくぐって左に庭を見て玄関に入る
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客席はカウンターもあるけれど、掘りごたつ風にきってある座敷に案内された。
着物とはいえ正座はつらい。
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カメラを持参しなかったので携帯で写した写真は最悪だ。
上はは前菜。下は生麩としいたけの炊き合わせ
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「以前ここに来たのはいつだったかしら、あの時は「呉汁があったわね」
「今日は無いみたいよ」
呉汁の作り方のあれこれと話がはずむ。
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海老とレンコンをすり身にして揚げたもの。すだちをかけて食べる。


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ご飯は縮緬雑魚がかかっていた。
汁はゴマ豆腐。京野菜の漬物がおいしい。
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デザートは白木耳とイチジクのシロップ煮。
品数は少ないけれどお昼に楽しむ京料理はこれで十分だと思う
会計は一人2650円
エビスビールは710円

店を出て八坂の塔に引き寄せられるように東山に沿って少し歩く。
このまま行けば三年坂から清水寺に行くがその入り口の青龍苑の中にある「イノダコーヒー」に寄る。
青龍苑の敷地内にあるので広い窓を通して茶室もある日本庭園を眺めながらのティータイムだ。
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庭を背景に記念撮影などをして少し回り道をして昔ながらの風情を楽しみながらそぞろ歩く
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坂道を行くOさんとTさん
矢羽根模様のお召しに染めの帯はつのだしに結んである。
左Oさんは結城紬に竜村平蔵の帯「ひょうたんと竜」



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これもお召し、幅広の縞模様に帯の鳥の刺繍の取り合わせが素敵








八坂の塔の前に来ると観光客が、日本人も外国人も写真を写していた。
私も携帯カメラだけれど1枚。d0038294_1234767.jpg
まだ本格的な観光シーズンではないが気候は今が一番だ。
汗ばむことも無く河原町まで歩いて阪急電車の客となる。
by ai-bannri | 2006-10-17 11:23 | 日記・あれこれ
旧暦で言えば今日は6月16日だから光秀が小栗栖で名も知れぬ土民の槍にかかってから3日経つ。
明日は本能寺に首が晒され、10日後には清洲会議で秀吉の天下人への道が拓く。
天下を分けた大事件はしとどに降る雨の中だったのだ。
梅雨だもの

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大山崎のある天王山の向かいの山は男山で岩清水八幡宮がある
高校で習った徒然草の中にこの神社が出てくる

仁和寺にある法師、年寄るまで岩清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩より詣でけり・・・・
  御室から片道20キロぐらいある・・・・ふもとにある極楽寺などを参拝して「こんなものか」と納得して帰り、参拝の話を知り合いに言った。

参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず・・・
 その山の中に八幡宮はあるのだ。
何ぼ年寄りで、ものは知っているつもりでも初めてのところには案内してもらいなさいよ・・・。

男山の南側は宅地造成されてびっしりと家々で覆われている。
あの境目あたりが「洞ヶ峠」かしら。
山崎合戦をあのあたりから高みの見物でどっちつかずと決めかねた「筒井順慶」の「洞ヶ峠を決め込む」の言葉の起こりだけれど彼はその日大和郡山の城にこもっていたらしい。

今日はうす曇だけれど、はるかな山までよく見えて桃山城や醍醐の山なみも見える。
山城平野の隘路にめがけて三川が寄りひとつになって目の前は淀川だ。


今月の「着物を着て京都でご飯を食べるかい」は大山崎山荘でお弁当にした
10時過ぎに千里阪急の「なだ万厨房」に行き、予約をしてあったお弁当を受け取って、約束の時間に間に合うように吹田のインターから名神に入り山崎まで走る(750円)
山荘の入り口近くでお弁当とペットボトルのお茶、お絞りを渡して、庭の東屋に行き、まずは荷物を軽くしましょうと先に食事。
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東屋に先客がいたらと、レジャーシートなどを持ってきたけれど、おりよく自分たちが一番乗りで独占できた。
なだ万の弁当は好評でこれに決めた私はほっとする。


食事のあと、一段高いところにある美術館をみる
下見のときもいくつかの睡蓮が咲いていたが今日も顔を覗かせていた

美術館では舩木倭帆(フナキジズホ)ガラス器展が開催されていた。
案内を読むとこの美術館のゆかりの濱田庄司、河井寬次郎やバーナードリーチとは、父親が親交があった、
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涼やかな器が山荘の緑に溶け込むように心地よい。




2階に上がってお茶にしましょうときれいなステンドガラスのはめ込まれた階段を上がる
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大山崎山荘は、大正時代から昭和にかけて、大阪の実業家であった加賀正太郎氏が築いた 英国風の広大な邸宅だった。
建築に20年もかけたという。
ステンドグラスも吟味怠りなく選んだのだろう。
中央のたおやかな西洋美人に施主のロマンを感じる。

2階にはトイレットとバスルームもあった。
今でも何回か鳴る大きなオルゴールもある。
ティールームでコーヒーとケーキを注文する。d0038294_2121790.jpg

バルコニーに出て周りの景色をながめる。
すぐ下にたっぷりとした緑のもみじの木が風にそよいでいる
「秋にはまたきましょうね」とその秋の色を思って誰もが固い約束をする。

安藤忠雄の設計したモネの絵の展示室を見たら、もう一度庭を散策しよう
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真夏の着物はどうにも苦手で着物ショップに掘り出し物があっても食指は動かない、どうにか持っているしじら織りの一重で参加した。


着こなせば夏物は案外に涼しいものだ。
見ている人はもっと涼しい。d0038294_21123516.jpg

絽の着物、帯も絽いかだ流しの様子が手刺繍で入っている




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麻の着物に麻の帯、伊勢型紙の文様はユニークだ。


お弁当1575円、お茶130円、入館料700円(駅で買えば600円)
駅の駐車料金30分150円、
コーヒー450円 ケーキ350円
by ai-bannri | 2006-07-11 18:36 | 旅行
「着物を着て食事をする会」の来月の会場はお願いね、と頼まれていた。

自分が知っているところは車で行くところがほとんどなので電車利用の場所は、聞かれればとっさには出てこない。

いつも京都に出かけて、たいていは食事をしてその付近をぶらぶらして帰るだけなので、物足りない思いもあった。
ならば、名所をどこか挙げてみようと、大山崎にある美術館の名前を告げると、まだ行ったことが無いという方が多くて下見にいくことになった。

Oさんを誘って10:40分に出発
11:30分に大山崎に到着。
駅近い場所にある駐車場に車を置いて駅に引き返す。
確かここには「妙喜庵」がある。d0038294_2244591.jpg
室町時代に出来た由緒ある寺で、山崎宗鑑の住まいの後とも伝えられる。
秀吉が千利休を呼び茶会を開いた。
ここには離宮が作った茶室「待庵」がある
立て札を読むと拝観は一ヶ月前にハガキで申し込めとある。

その横に料理店があるが、お昼の懐石3150円は高いかなぁと、甘辛手帖で見た三笑亭に行って見る。

道に出ると映画「国盗り物語」にも登場する離宮八幡がある。
ここは油の神様だ
あヽそうだ、4月に友人と美術館に来たときここに拝めばガソリンも安くなるかと、車の中から手を合わせたっけ・・・。
ご利益は無かったが。

光秀はここの油座に遠慮して合戦の場をここより北の平地に移したのだ、己には不利となるのに・・・。
その隣に三笑亭がある。表の張り紙を見ると
天麩羅定食、2700円か・・・こんなものかな?と引き戸を開けると、「満員です」の声。
どれぐらいしたら空きますか?と聞くのにもさえぎって、「今、席はありません」
(だから)どれぐらいしてから着たら良いですか?
「1時ごろには」
ということで1時を予約して、先に美術館に行くことにした

また、駅前に行くと小さなバス停があって美術館への送迎の案内がしてある
「高齢者と、体の不自由な方優先です」
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あと5分も待てばよい。
車ならほんの3分ほどの距離だけれど歩けばきつい勾配で、これはほんとに助かった。

いつ訪ねてもここはすがすがしい空気に満ちている。
今は青葉の中に山荘の屋根が見える
入り口左手の池をのぞくと睡蓮の花が一つ、二つ
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d0038294_23332631.jpg今日は中には入らずに庭を見ましょうと下の小道を降りると上の池からの水は滝となって落ち、さらに池を作って、小川となって流れている。
山荘のすぐ下は広い芝生で周りには枝垂れ桜がぐるりと囲っている

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不思議な形のウサギの像がおいで、おいで

庭を散策してから裏手の山に回りこみ宝積寺に参る。
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写真は寺の三重の塔。秀吉が山崎合戦で無くなった武者を弔うために一夜で建てたと伝えられる。(重要文化財)

下りは用心しながら急勾配の坂を下りて、ころもよしと、三笑亭に。
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京焼の器にほんのり薄味の酢の物
蛸、サーモン、ホタテのエンガワ、あんきものテリーヌ、きゅうり
良く冷えていて美味しい


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鱧、生麩と夏野菜の炊き合わせ
これも充分に冷やしてあって美味しかった。




これがメーンの天麩羅
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離宮八幡に供えた油を使用しているらしい
一緒にご飯と味噌汁、香の物が出たが、汁物は煮詰まっていて辛かった。
ご飯もあまり良い米は使っていないよう。
漬物に目の無いOさんが首をかしげて手をつけない
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デザートは麦茶のゼリーに小豆餡

2700円だったねと二人分を準備して清算すると、「お一人2970円です」
サービス料金がプラスされていた。
これでこの値段ではちょっと物足りないので、食事はほかに考えようと、今日はとりあえずは高槻にある花菖蒲園に行こうと車中の人になる。
by ai-bannri | 2006-06-23 23:16 | 日記・あれこれ

氷にくちづけ―6月12日


d0038294_227183.jpg最近はあらたに買うこともないけれど、持っているものを着て美味しいご飯は食べに行く。
お付き合いのあった着物ショップの「着物を着て京都でご飯を食べる会」で松尾に行ってきた。
阪急電車を松尾大社で下りて松尾橋で桂川を渡り左岸を少し歩いて「天麩羅・松」の暖簾をくぐる。
下町のおうどんやさん風のたたずまいだけれど中に入ると意外に奥行きがあって料理屋さんのようだ。
今日は8品のコースで3675円

d0038294_225579.jpg予約をしてあったのでお絞りで汗を抑える間のうちに一品目の小鮎の天麩羅が出る

小鮎、鱧の骨せんべい、長いも、クコの実、たでの葉

d0038294_2210161.jpg陶器の器に竹の敷板が敷いてあって鯛、平目、蛸、甘エビのお造り。


d0038294_22141671.jpg煮えたぎった蓋つきの小さな土鍋がテーブルに運ばれた。
これも鱧でワカメとネギが添えてある。







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これも鱧料理だ。
鱧の蒸し寿司。蒸し器の周りにあしらった蔦の葉がみずみずしい。


京都で料理を今の季節に食べると、鱧づくしになる。
ところが主催のSさんはどうも鱧が苦手らしい。
骨せんべいなどは隣の人に譲っていたが、だんだんに観念を決めて食べていた。
(生まれ故郷の)北海道には鱧なんて無いのよね・・・。

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懐紙を折って蓋にして紅葉の青葉を添えてある。
あけて覘けば、貝柱の吉野葛仕立てだ。

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天麩羅5種、さつまいも、南瓜、獅子唐、鱧、蓮根



d0038294_1461949.jpg大きな氷の塊に穴をうがちそれに蓬を練りこんだそばを入れてある。
薬味にとろろ芋、
しっかり冷えて心地が良い

「お代わりもご遠慮なく」といわれて全員が、お願いします~♪
だし汁も美味しいので抱えて召し上がってください。
「手伝いますよ」といわれるものの、まさか手伝ってくれといわれよか。

お絞りで包み込むようにして抱え込み厚い氷の縁に口づけするようにして吸い込むと、ああ、やはり京都の味だ。
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デザートは蕨もちに黒蜜ときな粉がけ

お代わりのそばが余分だったかと反省しきりの満腹感でした

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着物の写真は上が柿渋染めの紬の単衣。バッグは山葡萄

下は結城紬。バッグはこれも山葡萄
by ai-bannri | 2006-06-12 22:49 | 日記・あれこれ
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万福寺は中国から渡来した隠元禅師が1661年に創建した禅宗の寺である
明の時代の寺の特徴が見られる。
今日は悪天候で本来ならば庭で行われる茶席が回廊のあちこちに移動した。
この写真を写した時は晴れていたが。
今年の新茶を寺の開祖に献上する式も本堂の前の庭に台をこしらえて厳かに行われるものを雨のためにこれも本堂前の廊下になっていた。
当番に当たっていた「美風流」の方々は本当にお気の毒だ。


今日は3席分の券を持っている
まずは
あまり並ばなくとも入れる所を探して禅堂書院の「黄檗掬泉流」の茶席に行く
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家元らしき男性と年配の女性が見守るなかにお弟子さんがまずは1煎の手前






床の間には5代高泉禅師による「心空及第帰」d0038294_23221193.jpg
耶律楚材の「湛然居士文集」にある

本欲心空及第帰、暮請晨参唯一志。
 もと心空を欲すれば及第して帰る、暮請晨参 唯だ一志。

からとったんだろうか。
花は大山レンゲ 飾り物は如意と念珠

菓子はてっせんをかたどったもので押さえた甘さが心地よい
錫の茶托に赤絵の茶碗、ほんの少しの煎茶は苦味など感じさせない。
ああ、もっと欲しいと思う頃2煎目が入る。

分かってはいるんだけれど・・・・こんなんじゃ物足りないよ~
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法堂の中に静岡の静風流の席があった
堂内は薄暗く古寺のムードが漂っている(この寺は古くは無いが)
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ここも赤絵の茶碗に
静岡らしく菓子は富士山をかたどってその名も「駿河路」

この席は野点風で飾ってある花もドウダンツツジや野の花を盛っている、「滴水」とかかれた扇子の下には花筏
ここのお茶は静岡の老舗のお詰めで2日前に届いたといっていた。
しっかりと蒸された味がする。

雨もすっかりやんだので、庭の中の茶席を予約して「おしのぎ券」をもって点心弁当をもらいにいく。
といっても中身はお寿司と簡単な煮物。


3席目は予約してあった方円流だ
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朝の空が嘘のように日差しがきつくなってきた。庭にしみた雨水に蒸されているような気分だ

道具や花の説明を詳しくしているようだけれど声が届かない。結界に使っている竹は、寸詰まりの孟宗竹をズバッと割ったようなのが面白い。
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飾られた花も初夏のみずみずしさで夏の茶席に良く似合う
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写真の左は花、右は急須と茶碗



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「山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄」 田上菊舎尼
有名な俳句にあるようにここは中国風の寺だ回廊にある大きな木魚は今も時を知らせているらしい。
d0038294_21401955.jpg今日はその中国風の寺院の中で日本の煎茶の作法をタップリと見せて貰った。

いつもよりは人で賑わう万福寺を後に宇治にある朝日焼きのギャラリーに向かった。
by ai-bannri | 2006-05-21 00:02 | 日記・あれこれ

哲学の道

美人を作るのは水だという。秋田の水は美味しいとか、加茂川の水で産湯を使ったとか言うではないか。
ならば、京美人をはぐくむのは琵琶湖の水だ。
山紫水明というだけあって湧き水も豊富だが上水道は琵琶湖の水に頼っている。
京阪神はおおむねそうだ。
明治の初めに京都市は年間予算の何倍もの費用を費やして、三井寺のある長等山をくぐらせて琵琶湖の水を引いた。工事期間5年で明治23年完成。
大学を出たばかり21歳の田邉朔郎を技師に任命したのも英断だろう。
当時は日本の各地でお抱え技師の外国人が土木建築の指導に関わっていた。
夜学んでそれを昼使ったというからすごい。
写真は京都側のトンネルの出口。
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この水は蹴上の傾斜を利用して、電気を起こし、京都の近代化の助けになった。
水は二つに分かれて一つは南禅寺の境内を取って銀閣寺あたりへ北上し松が根のあたりで飲み水を採取され高野川にいたる。
もうひとつは白川あたりで鴨川に。
南禅寺近くの若王子から銀閣寺に至る疎水の道は「哲学の道」と呼ばれているd0038294_21353188.jpg
写真はいずれも京都水道局の公式サイトから

およそ2キロの道のりで、さっさと歩けば25分、道草を食えば何日もかかる・・・。




鹿ケ谷山荘の会食を終えて帰りは坂道を歩いておりた。
目の前に京都の町並み遠くに御室のあたりの双岡、その向こうには愛宕山が見える。
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同行の娘さんの着物は絣で帯は時代がかったレトロなかんじ。青葉もきれいな山道に良く似合う
途中に8月15日の送り火の場所に行く細い道が分かれていた

鼻緒が指に食い込むほどの坂道を用心しながら下り終えると哲学の道に出た
冷泉天皇の御陵のあたりだ。
桜もまだきれいなのでこのまま歩くことにした。
疎水の則面にはミツマタや馬酔木、山吹の花が咲いている
ハラハラとソメイヨシノの花びらがそよ風に舞う風情も良い
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この写真は「京都哲学の道案内」というサイトからお借りした
ここのサイトの写真はどれもとても美しい、ぜひご覧になって!

なお哲学の道という名前は哲学者西田幾多郎博士が京都大学にいた頃良く歩いたからといわれている。
銀閣寺よりのところに彼の碑がある
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「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」

われわれの世代からみたら、当たり前に思える言葉が鞍馬石に刻んである・・・・・
by ai-bannri | 2006-04-18 22:14 | 旅行

鹿ケ谷山荘―4月17日

行きつけの着物店(もう閉店したが)が「着物を着て京都でご飯を食べる会}というのをやってくれていて、今日は鹿ケ谷山荘での昼食だ。
鹿ケ谷といえば俊寛僧都を思う。
平家打倒の密議の場所に自分の山荘を提供して秘密はばれて一網打尽に捕らえられた。
遠く南の鬼界が島に流された。
後、他の罪びとは許されたが彼だけは島に取り残され失意のうちに生涯を終えた。

阪急電車の終点の川原町で降りてタクシーに分乗して「鹿ケ谷山荘までお願い」
まずは東に向かうと東山の中腹辺りに知恩院の大きな伽藍がみえる。
山桜も青々しい山のあちこちに白く見える。
岡崎のあたりを過ぎると狭くてきつい勾配の道に差し掛かる
「タクシーにして本当によかった!」
タクシー代1360円

突き当たりかと思えるところに車が3台ほど置けるほどのスペースがある。
どうやら駐車場らしい。
すぐに石段があって「鹿ケ谷山荘」の看板がそれらしい風情である。d0038294_22485437.jpg

少し登っていくとにじみ出たやまみずを滴らせたつくばいがあったd0038294_22441278.jpg建物は古い民家を移築したものらしい。
玄関を入ると大きな壷に大ぶりの桜が生けてある
私たちは3階に通されたが1階のカウンター席は眼下に広がる景色を眺めながら楽しめそうだ。
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テラスは月見台になっていて赤い傘が緑に映えて鮮やかだ。
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桜の木々の間から都の町並みが見える遠くにぺちゃんとした丘は双岡だろうか。
景色を見たり写真を撮ったりしたあと部屋で食事だ、

せっかく良いデジカメを長女に借りたのにメモーリカードを入れるのを忘れた・・・_| ̄|○
今日の写真はぜ~んぶ携帯のカメラ。


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まずは先づけに小鮎の酢漬け



続いて吸い物は生麩とうどd0038294_2319419.jpg 



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続いて、鯛の刺身とのれそれ(太刀魚の稚魚)大根と紫蘇の花、大葉


さまざまな料理の入った弁当。15種類ほどあったかな?d0038294_2312265.jpg
メモるのを忘れてしまって正しく書けない・・・。
旬のイカナゴ、ぜんまい、筍の含め煮、出し巻卵の生湯葉巻、湯葉の天麩羅、麩まんじゅう、芋羊羹、鮭のゆうあん焼き、あげ海老の変わり味噌添え、・・・・まだあった。

さらにじゃこご飯となめこ汁、京漬物d0038294_2324114.jpg

デザートは柚子のシャーベットd0038294_23264289.jpg
これはテラスにでてコーヒーとともにいただいた。
お料理4500円、コーヒー。サービス料と税を入れて6115円
by ai-bannri | 2006-04-17 23:29 | 旅行