神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri

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いまはむかしか・・

最近、台所にいると前の道で子供たちが遊んでいる声が聞こえる。
ボール遊びや、一輪車に乗る子もいる。
前にマンションが2棟あって、このあたりの会社に転勤してきたサラリーマンがしばしの住まいにしているのだ。
それでも前はさほど子供の声はしなかったなと思い。
「子供、ふえたんかなぁ・・」とひとりごちていると

「遊ぶ所がないんやろ」

と返しがあった。

息子が高校生ぐらいまでは近くの小学校のグラウンドは良い遊び場だった。
日暮れる頃までサッカーをしたり、遊戯器具で遊ぶ子がいた
日が暮れると近所の大人がジョギングや競歩をしていた。
校庭は開放されて、そこが不良な大人や子供のたまり場になることはなかった。

度重なる大事件のころから門はひとつを残して固く閉じられるようになった。
校庭を横切れば近道になるのが惜しまれたのは今は昔か。
その門からも入れない。

何かがあると管理責任を追及されたら、シャットアウトするのは楽な正論だ。
そして、ゲームばかりで外遊びをしない子供を育てる若い母親は非難される。
非難する者の子供の頃はいくらでも安全な遊び場所があった。

子育てに必要な大事なものを次々に取り上げて顕著な少子化を憂えている。
by ai-bannri | 2006-05-27 11:50 | 日記・あれこれ

花菖蒲―5月26日

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花菖蒲を生ける
2花23葉の格花

葉に裏と表はあるがこれは分かりにくい。
すじが浮き出ていて色が明るいのが表というのだが。
さらに、父、母、子と組ませて家族を表している。
奇数にそろえるのは縁起物だろうか

ひとしきり菖蒲のきれいな場所の話になって、この近くでは城北公園があまりにも有名だけれど、池田の石橋の阪大の近くの「水月公園」は良い花が咲いていると教えてくれる人がいた。


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これはwebサイトの「クマジロウのバトミントン」のなかから拝借した4年前の水月公園
6000株ほどの花が見られるらしい。
来週あたりいってみようかしら。
by ai-bannri | 2006-05-27 01:16 | 日記・あれこれ

神の旅路

昨日アッシジの聖人、聖キアラの伝記を読んでいるときに、山川登美子の、歌が思い出された。
あやふやな記憶だったので、歌集を見ていたらはじめのころにこんな一首があった

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うるわしき神の旅路と答へ(いらへ)まつり ともづな解かむ波のまにまに
(山川登美子)写真

亡くなった姉は学生の頃一人の女性の生き方に深い感銘を受けて洗礼を受けた。
姉が深く尊敬したその人は大学を出てしばらくすると修道院に入った。

自分たち姉妹は離れて暮らしていたがそれぞれが社会人になるとひとつところで細々と暮らしていた。
うららかな春の日にシスターに会いたくてミッションスクールを訪ねていった。
東山の景色も疎水のながれも、新鮮でさわやかだったけれど、常ではない人生を歩き出した人に会うのはひそかな恐れもあった。

校門を通り見かけた生徒に伝言を頼むと程なくして彼女がやってきた。
はればれとした笑顔を見た
シスタークララ、思い出の中の人

聖キアラ、日本ではクララ、アメリカではクレアと呼ばれる
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1193年ごろイタリアのアッシジで生まれ家族の反対を押し切ってフランチェスコの弟子となる。
そのときかくまわれたのがこのポルチウンクラだ。
ひとが5,6人も入れば窮屈になるほどの小さな教会だ。
今はきれいな壁画で覆われているが当時はただの「小屋」だったんだろう。

同じ年にサンダミアーノが与えられ「貧しきキアラ女子修道会」を設立する。
清貧の極致を生きたフランチェスコを師と仰ぎ、キアラもまた一生を清貧の中で過ごした。
1253年の臨終の時には聖母の幻が現れた。
d0038294_2304510.jpg彼女の遺体は空気に触れて黒くミイラ化しているものの750年も経った今でも腐敗はしていない。
1265年には彼女を祀るサンタキアーラ教会が建てられた。
by ai-bannri | 2006-05-25 16:03 | 荒磯のうた

旅行記編集

聖壇にこのうら若き犠(にえ)を見よしばしは蜀を百にもまさむ   =(山川登美子)d0038294_1642273.jpg
2月に行ったイタリアの旅行記はここのブログにもラベンナあたりまでは書いていたが、写真のアップが、難しい。
あらかじめ大きさを決めておかないとはみ出したり小さすぎたりする。
兄がカメラの充電器を忘れていったのでもっぱら、ここを写せ、あそこで1枚と写真を写す人になっていた。
ところが、カメラは借り物で、携帯の操作もいまいち、あやふやで、帰国して整理したら、何がなんだか分からなくなった。
日付のデータと日程表を比べて写真に名前をつける作業が何日も続いていた。
写真のプリントをわたすだけでは芸が無いと、「私のブログを見てね」と言いたいところだが、あまり見られたくないページもある。

ワードを使って旅行記を書くことになった。
ブログより広いし何よりワードアートを使えるのが良い。
買ってきた写真集を取り込んだりしてちょっとした案内文も入れて・・・・

ところがこれがメンドクサイ
予習をしていかなかったので、写真は要るのがなくて、どうでもいいのは何枚もある。
ミラノ、ベローナ、ベニス、ラベンナ、フレンツェ、ピサ、シエナ、サンジミニャーノ、アッシジと
なって、今聖キアラのことを調べている。

行く前に調べたらよかった。
あさってあたりローマになるけれど、とりあえずは途中経過を持参して見てもらうつもり。
出来上がったら40ページぐらいの旅行記になる

上の日程でイタリアに行かれる方はご一報ください。
完成品を進呈いたします。
私の写真は載ってないけれど。

これが出来たら思い出話会をしようと言っていた。
また、本場より美味しい「イタリア料理が食べられる。



三女の嫁ぎ先に不幸があって、帰郷のために伊丹空港まで送る。
本日通夜 明日葬儀
by ai-bannri | 2006-05-24 16:42 | 日記・あれこれ

こんなにも

こんなにも青空の恋しいことがあっただろうか

このごろの天気はすっきりとしない
あさ、目覚めて外へ出るとしとしとと降る雨をみるか、濡れた後をみる。
何も予定が無ければ雨でも晴れでも良いようなものだけれど、このあたりの人は駅までが自転車なので、せめて朝のひと時は止んで欲しいと思う。

インターネットのお気に入りに入れたふるさとの今日の空。
同じ色の空を見て同じ思いでいるのだろうか。



隣から電話
「今夜はひとりだから、料理持ち寄りでお喋りしない?」

早めの食材を買いに行く。
牛蒡、椎茸、茄子、紫蘇の葉、インゲン、アスパラガスなど。

多分、来月のドライブ、花の寺めぐりもおかずになるに違いない。
野菜の天麩羅と苦瓜の味噌いためを作って参上。
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3人が料理をもう一人が飲み物を持ち寄って小さな宴会
写真の出来がいまひとつでメニューが良くわからない。
ちらし寿司、げその揚げ物、スライドポテト、鶏肉の南蛮風サラダ、切り干し大根の酢の物
香の物いろいろ。日向夏etc
by ai-bannri | 2006-05-23 15:01 | 日記・あれこれ
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万福寺は中国から渡来した隠元禅師が1661年に創建した禅宗の寺である
明の時代の寺の特徴が見られる。
今日は悪天候で本来ならば庭で行われる茶席が回廊のあちこちに移動した。
この写真を写した時は晴れていたが。
今年の新茶を寺の開祖に献上する式も本堂の前の庭に台をこしらえて厳かに行われるものを雨のためにこれも本堂前の廊下になっていた。
当番に当たっていた「美風流」の方々は本当にお気の毒だ。


今日は3席分の券を持っている
まずは
あまり並ばなくとも入れる所を探して禅堂書院の「黄檗掬泉流」の茶席に行く
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家元らしき男性と年配の女性が見守るなかにお弟子さんがまずは1煎の手前






床の間には5代高泉禅師による「心空及第帰」d0038294_23221193.jpg
耶律楚材の「湛然居士文集」にある

本欲心空及第帰、暮請晨参唯一志。
 もと心空を欲すれば及第して帰る、暮請晨参 唯だ一志。

からとったんだろうか。
花は大山レンゲ 飾り物は如意と念珠

菓子はてっせんをかたどったもので押さえた甘さが心地よい
錫の茶托に赤絵の茶碗、ほんの少しの煎茶は苦味など感じさせない。
ああ、もっと欲しいと思う頃2煎目が入る。

分かってはいるんだけれど・・・・こんなんじゃ物足りないよ~
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法堂の中に静岡の静風流の席があった
堂内は薄暗く古寺のムードが漂っている(この寺は古くは無いが)
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ここも赤絵の茶碗に
静岡らしく菓子は富士山をかたどってその名も「駿河路」

この席は野点風で飾ってある花もドウダンツツジや野の花を盛っている、「滴水」とかかれた扇子の下には花筏
ここのお茶は静岡の老舗のお詰めで2日前に届いたといっていた。
しっかりと蒸された味がする。

雨もすっかりやんだので、庭の中の茶席を予約して「おしのぎ券」をもって点心弁当をもらいにいく。
といっても中身はお寿司と簡単な煮物。


3席目は予約してあった方円流だ
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朝の空が嘘のように日差しがきつくなってきた。庭にしみた雨水に蒸されているような気分だ

道具や花の説明を詳しくしているようだけれど声が届かない。結界に使っている竹は、寸詰まりの孟宗竹をズバッと割ったようなのが面白い。
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飾られた花も初夏のみずみずしさで夏の茶席に良く似合う
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写真の左は花、右は急須と茶碗



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「山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄」 田上菊舎尼
有名な俳句にあるようにここは中国風の寺だ回廊にある大きな木魚は今も時を知らせているらしい。
d0038294_21401955.jpg今日はその中国風の寺院の中で日本の煎茶の作法をタップリと見せて貰った。

いつもよりは人で賑わう万福寺を後に宇治にある朝日焼きのギャラリーに向かった。
by ai-bannri | 2006-05-21 00:02 | 日記・あれこれ

アメリカンチェリー

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夕食の献立は夕方の見切り商品の傾向による。・・・な~んちゃって・・・

一人の食事ならご飯と味噌汁があれば良い
春先にたくさん炊いたイカナゴの釘煮やもらい物の魚の缶詰もある。

引きこもり主婦のリハビリで1日に1度は遠回りをしてショッピングをするようにしている。
往復で3キロぐらい

今日(17日)は魚があれば良し、肉が安ければそれにしようとスーパーに出向いた。
雨の心配もあったけれど、そうなれば迎えに来てもらおうと携帯電話もバッグに入れる。

近くのスーパーは地域住民の反対もあって15年以上の歳月を費やして作られた。
赤字続きですぐに撤退するのではないかと揶揄されたがなかなかどうして、ここの店長をしたら栄転するらしい。
繁盛の一には駐車料金の無料もある。
4キロ離れた大型団地の人はここに止めてバスに乗り電車に乗って大阪市内に出かけるらしい。
良心の呵責は覚えるので手ぶらでは帰らない。

入り口近くの果物のコーナーにアメリカンチェリーがあった。
試食の台もあってご自由にどうぞといわんばかりだ。
糖度18とあって、日本のさくらんぼに負けない甘さだ。

「はよ食べなさい!、買われへんのやから」
の声を見ると乳母車の幼児にさくらんぼを差し出している。二つも。

見慣れない形を見たとみえておさなごは嫌がっていた。
by ai-bannri | 2006-05-19 05:06 | 日記・あれこれ

5月の初風炉

公民館講座のお茶の稽古に行く
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5月から風炉となり初風炉なので棚は使わない
初夏ともあれば炉は客の位置から遠ざけて、水差しが手前に来る





床の間の軸は『薫風自南来』-(くんぷうじなんらい)
d0038294_22182643.jpg   薫風南より来る

 唐の文宗帝の
人皆苦炎熱(人は皆炎熱に苦しむも)            
我愛夏日長(我は夏の日の長きを愛でむ)

 に柳公権が答えて云った。

薫風自南来(薫風は南より来たる)    
殿閣生微涼(殿閣に微涼の生ず


禅の言葉にすれば意義があろうが、言葉そのままに取りたい

d0038294_22222677.jpg花は色は白いが 紫蘭(葉は斑入り)、岩笠、都忘れ


床の間に水無瀬神宮の袱紗に櫟の一刀彫の楓の香合がある
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この形の稽古は1年に1度だけなのでなかなか覚えられない。
手前が済んだら中じまいで写真の形に道具を揃える。

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炉を残して道具はしまう
棚を使えば中じまいはない。
by ai-bannri | 2006-05-17 22:33 | 日記・あれこれ

苺のムース

子供たちが小さいときはおやつの量も半端なものではない。
あまり甘いものは与えないようにしていたけれど、味を覚えれば魅力のあるものだ

ホットケーキのようなものやドーナツなどから作ってショートケーキも作れるようになった。
誕生日や祝い事は絶えず訪れるのでデコレーションケーキはみんなで飾った

今は子供たちのほうができばえは上手になった。
パン焼き器も買って焼きたてのパンを食べている

うちにあるリキュールを半分あげるわ、と約束したので、小瓶にグランマニエを移していたら、なんとなく苺ムースを作りたくなった
苺 1パック 生クリーム100cc 卵白のメレンゲ 砂糖45グラム ゼラチン5グラム
リキュール少々、台に使うスポンジケーキ
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固まったらセルクルをはずして、ミントの葉が欲しいなぁd0038294_2312219.jpg
by ai-bannri | 2006-05-17 02:31 | 日記・あれこれ
家にいると誰とも話さない日もある
簡単な用事は電話よりメールで済ますので、失語症になるのではないかと思ったりする。
テレフォンコールの電話は時として言葉のトレーニングになる。

「いま、来客中ですので」
「食事中ですので」
「買ったばかりで、しばらくは」
「相談しないと決められません」

おおかたはきっぱりとお断り申し上げている。
断り方はいろいろあるが、最近は断って、納得してもらってから、なが~い電話になるときがある。

今日も肝心の「株」の話はそこそこで、彼の近況報告のような按配だった。

旅行の話になって、遊びに行ったあちこちを聞いた。
出身は去年の花博の会場近くで、名物のうなぎの話や、最近養殖している「ふぐ」の話を聞いた。

東京にいるときより家賃は半分で広さは二倍になった住まいで、たまには自炊もしていると言ってたなぁ。

自転車を買ってサイクリング通勤をしているそうだ。

堅実だよ。君は。

でも、いいのか?
おばさんとこんなテレコールをしていて。
by ai-bannri | 2006-05-15 22:28 | 日記・あれこれ