神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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カテゴリ:お茶とお花( 7 )

10月18日 10月のお茶

初秋、10月のお茶の稽古
肌寒い季節に入るための配慮から水差しを客から遠ざけ、風炉のぬくもりを感じさせる。
棚は使わず、炉以外の道具を運び入れる。
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濃茶の点前、練った茶を差し出す。
正客はそれを取りに行き、頂戴する。
茶会の席では半東(はんとう)が運ぶ。
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茶器 3点
茶入れは丹波焼 信水釜
 高い温度で焼く丹波焼きの熔変が見事な景色を作っている
仕覆は道元緞子

今日の花は浜菊と野紺菊
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筒型の備前に清純な菊の色がまぶしい



もう季節には合わないのだけれど、夏の間一度も袖を通さなかった、しじら織りの単衣を着てゆく。
前回の稽古のときに先生に聞いておいた。
「稽古なんだから、かまわないわよ」




阿波正藍しじら織(あわしょうあいしじらおり)寛政年間(1867年)に流行していたシャガ縞という織物を偶然夕立で濡らしてしまい、布面に縮みができたのにヒントを得て創られた。経糸を平組織に、タタエ糸を緯畝組織にして経糸は張力を強く、タタエ糸は、張力を弱くして織り上げ湯もみをする。張力差によって生ずる「シボ」のもつ独特の肌ざわりと、阿波藍の優雅な色調、素朴な味わいを特徴とする錦織物である。阿波の天然植物の藍で染めた織物で、肌触りのよい夏衣として最適


JRの駅に自転車を置いてバスに乗り継いで稽古に来ている人がいるので駅まで送って差し上げる。この時間バスを待つ停留所のあたりは暗くてさびしいものだ。
by ai-bannri | 2006-10-19 00:16 | お茶とお花

6月のお茶―6月7日

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風炉の手前は夏は釜を客から遠ざけて釜の熱が届きにくい気遣いをする。
初飾りといって棗を棚の上部においてあるのを下ろして、薄茶の茶碗、建水、杓などを所定の位置に揃えて手前を始める

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今日は床の間に色紙に描いた流水の絵、花はホタルブクロ、美容柳、源平ウツギ、など

このところ、はっきりしない天気が続いていたがこの日はとても熱かった。
あちこちで夏日を記録して気温の変化に体もついてゆきにくく、教室の生徒もひとり声も出ぬほどの夏風邪をひいて講師に休みの断りをいれて早々に帰る。

最近は若い女性の労働条件はきつく、体調をくづしても会社は休めないらしい。

若い女性をいたわることも少子化防止に繋がると思うのだけれど、古いかなぁ・・・・
by ai-bannri | 2006-06-08 22:33 | お茶とお花

格花-いけばなの稽古

前回の公民館口座の生け花は自分の誕生日の祝いをしてくれる娘に「都合の悪さ」は告げられずに稽古を欠席した。

今日は一緒に行く隣の夫人が休みというので一人で出かける
黄色い菊3本 赤い小菊2本 笹子百合の葉2本 木賊10本ほど
これを未生流の格花にいける

なんとなく盛り花ふうにいけて先生のチェックを受ける。
菊の葉などは思い切りよう千切れないものだが先生はばっさりと外して垢抜けした風になった。
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上の黄菊が写っていない。
生け花も写真の腕もいまひとつである




この二、三日ウェブネット上のトラブルは局面に達してしまった
人を見る目はひとそれぞれである
by ai-bannri | 2006-04-28 22:53 | お茶とお花

桜の下でお茶会

毎年秋にお茶会を催しているのだが徳秀苑のボランティアも今月が最後なので、花見の頃に茶会をしようと計画していた
それが今日(4月16日)。
昨日は4月半ばとも思えぬ悪天候で風も雨もひどかった。
チケットの販売を省略したのでどれぐらい準備して良いのか見当も付かなくなった。
雨ならば外出を取りやめる人が多いだろう。
ぎりぎりの買い物で和菓子屋の「ねぼけ堂」で60個注文して、いざというときは冷凍できる和菓子をシャトレーゼで50個注文して、これは昨日のうちに取りに行く。
早々と準備してねぼけ堂にとりに行って、手伝ってくださる公民館講座の先生をお迎えに行く。
徳秀苑に9時に到着、
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お天気がずっと気になっていたが時間が過ぎるとともにどんどん晴れていく。
私が何かするときは必ず晴れるのよ、などという人が男も女も何人もいて、これは晴れと決まっていたようなものだ。

お客様が80人ほど見えて自分達も隙を見ていただいて残ることも無く無事に終了した

茶室の前の枝垂桜は見事だ
そういえば去年は早めに桜が咲いて満開の日にここの女主人は亡くなったのだ。
今日は追悼の茶会でもあった。
by ai-bannri | 2006-04-17 00:49 | お茶とお花

春ははな、はなはさくら

両親が長命だからと言って自分がいつまでも健康に生きられると思えるだろうか。
さんじゅういちで死んだ姉を思えば今はおまけの人生だと我に問う。
それでも春が来るとひとしおに嬉しいものだ。
鬱にこもっている日常がこのときばかりは華やいでくる。
生け花展をやっているのでどうぞと誘われて京都大丸に出向く(4月7日)
入り口付近の桜は黄色い蘭を添えて見事であるd0038294_0435221.jpg











高山の雪解けを盆の上に再現したものもあった
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作品の中には舞台装置のようなものもある
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生け花を見た後、テレビのニュースで平野神社が満開となっていたとそこへ向かう
桓武天皇は山城の国に遷都をされたとき巨大になったならの寺や神社はほとんどは置き去りにした。きっとうるさく思われたのだろう。
この社はともに新たな都にやってきた。
百済人の始祖を祭る神でもある
薄いピンクの枝垂れ桜がきれいだ
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出店も賑わっているがイカ焼きの臭いなどして都にはふさわしくないやん・・・といいつつそぞろにあるく
by ai-bannri | 2006-04-15 00:51 | お茶とお花

椿 ふたいろ

公民館講座の新しい年度は始まっていないのだけれど、間が空くのもなんだから、ということで4月5日にお稽古があった
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軸は陶淵明の漢詩「春水四澤満」

  春水満四澤  春水 四沢(したく)に満ち
  夏雲奇峰多  夏雲 奇峰(きほう)多し
  秋月揚明輝  秋月 明輝(めいき)を揚げ
  冬嶺秀孤松  冬嶺 孤松(こしゅう)秀ず

花は椿2種に山吹の葉d0038294_0324887.jpg

つぼみは固いが咲けばあでやかである
赤は乙女椿 白は雪見車
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by ai-bannri | 2006-04-15 00:34 | お茶とお花

3月13日―茶歌舞伎

昨年まで習っていたお茶の先生から「茶歌舞伎」をするのでどうぞ。とお誘いを受けていた。
飲んだ茶の銘柄を当てて遊ぶ。

春先なのに暦が逆に動いているような朝だった。
先生のおうちでのお稽古は気が張るけれど、これはお遊びなので深い紺色に紅型模様の小紋に綴れの帯で行く。

茶歌舞伎は元々は闘茶で、京都栂ノ尾のお茶(本茶)と他の生産地のお茶(非茶)とを飲んで当てて遊んだらしい。
いろいろな趣向が生まれてやがては物や金銭が賭けられたのであろう室町時代には何度も賭博禁止令でご法度となったこともあるらしい。

やがて茶道の中に組み入れられたが今はあまりそれを教える師範はいないらしい。
珍しいことをするのねといわれたことがある。

朝のお稽古が済んだ頃をみはからって昼過ぎに訪ねたらまだお稽古の最中で、「茶せん飾り」をするので一緒にどうぞといわれる。

席に入ると8人ほどの弟子たちが居た。d0038294_17582532.jpg



今日の軸飾りは与謝蕪村の屏風絵「奥の細道旅立ち」の写し、奥の細道の「弥生も末の七日~の10行ほどと「行く春や鳥鳴き魚の目に涙」の句があって出立する芭蕉一行の絵が添えてある。





花は椿と土佐水木。
居住まいを正して打ち揃ったところに亭主役の人が床の間に飾った茶せんを正客の前に出す。
四角い塗りの盆のうえに緞子の袱紗が敷かれ竹の筒と茶せんが置いてある。




d0038294_1814671.jpgめったに見られない茶せんを披露するという建前だ。
作法通りに丁寧に拝見し由緒由来の薀蓄を聞く

もっとも先生宅のお道具はどれも立派でわれわれには手の届かないものばかり。




それが終わると簡単に昼餉にして茶歌舞伎に

初めに試茶として2種類の銘柄の分かったお茶が点てられる。
今日の一服目は「上林」ついで「竹田」
竹田のほうがまろやかな味がした、
でも一服目は先に食べた主菓子の味に惑わされたかなぁ

本茶に入る前に投票する小さな栞3枚がわたされる。
それぞれに名前と茶名が書いてある。もっとも3枚目の茶名は「客」

一服目・・美味しいと思った、でもサラリとしている・・・。
去年は迷った挙句最初に感じたのを捨てて当たらなかった。
今回は迷うことなく「客」の札を入れる。

2服目、3服目と次々に濃茶が点てられて皆思い思いの札を入れていく
最後に集められて半紙にそれぞれの投じた茶名が書かれていく。

茶が入れてあった同じ形同じ色の棗5つが先生の前にそろい裏蓋に書かれた茶の銘柄が披露される。

なんと今回はてぴたり賞でした。
嬉しい
でも4人もいたので半紙はいただけない。
あとでコピーしてあげるといわれた。

お茶席は緊張するけれど今日みたいに和気藹々と楽しめるときもある。というより
楽しめるときのほうが多い。

この後唐物扱いの茶入れの披露の稽古があって終わったのは4時ごろだった。
by ai-bannri | 2006-03-13 18:06 | お茶とお花