神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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光る稲妻、4月23日

朝はまるで梅雨のような降りだった。
今日は外の散歩はとても無理だと思い、母が気に掛けていた大阪へのみやげ物をドルフィンパークに買いに行こうか、あそこなら店内を歩けば散歩の代わりになるなと。
その前に自分のリハビリに行こうと家を出る。

夕べネットで調べた日当山温泉の「家族湯一番」には手すりがあるらしい。
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病院に行くついでに下見に行ってみようか。
浴室を見せてもらったら浴槽のへりも清武温泉より低い、手すりも2箇所ついている。
「午後からつれてきますので」
「うち、今日は午後は休みです」

家に帰り、母を連れて温泉に行く。
とても入りやすいと思うのだけれど・・・・・・。
 
高齢者は環境が変わるのは、それは大変なことらしい。
あの、清武温泉の高い湯船のへりを何とか自力でまたいで入っていたのに・・・・!
てすりがあるでしょ。それを持って、掴んで・・・お願い。
浴室では補聴器をはずしているのでむなしいお願いである。
あろうことか、浅い場所に腰掛けているのに、その腰を浮かして湯の中浮かぶというかおぼれそうになる。
思わず、満身の力をこめて母を抱きかかえる。

体中に走る稲妻。

今は体の隅々を洗ってやっているのだが、大阪ではどうしているんだろう。
兄たちは何もかまわずに母は一人で入浴しているのだ。

洗いを済ませてまた湯の中に入ってもらい、自分も髪を洗おうとシャンプーの容器を掴んだそのとき。
「もうあがる」

おい、目は見えるだろ。娘が何をしようとしてるか分からんか?

ゆうてもせんないことなので、シャンプーはあきらめて、体を拭き、服を着せ、髪をとかしてやる。

心と体は疲労困憊して昼ごはんを作る気分にはならない。
コープに立ち寄って「お手ごろ弁当」と、お茶と紙コップと買う。
雨も上がったので城山公園に散歩と食事に行こう。
リハビリと買い物は中止だ。

6:20 きんかん湯 せんべい
もう少し早い時間にトイレに行った後がある、洗面所に洗った下着。
7:40 朝食 卵サンド、トースト(蜂蜜・ジャム) バナナ・キーウイのヨーグルトかけ
10:00 お風呂
11:50~散歩
12:15 お弁当、母の分は赤飯 デザートは水羊羹
さらに散歩 今日はおよそ35分

天気が悪いと歩く量が少なくなる。
見ていると一日休めばてきめんに足が腫れ、足元がおぼつかなくなる。

今日の城山公園からの眺めは良かった。
最近は黄砂のためにどんよりとかすんでいるときが多いのだが昨日から今朝まで続いた雨のために空気も洗われたようだ。垂水から近くで見た櫻島も良いが高いところから望むのも良い。
藤棚に3部咲きぐらいの藤が幾房も下がっている。
「おかあちゃん、藤の花よ」といってもあらぬほうを見ている。
何かを言うときはそばによって肩を軽くたたいてから声を掛けねばならぬ。
指差しても「大きな観覧車ですね」などととんちんかんなことだ。
花の下に行き花を持って教えようとするが、その間に母は下を向いてしまっているので。また傍によって「あ そ こ をみてて」と念を押してからまた花の下に行く。
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「藤の花ですね。きれいですね」

やれやれ。

「せっかく咲いてるのを見て帰らないともったいないでしょ」

母との会話はこんな感じだ。
夕食に冷凍してあったマグロのカマを解凍して甘く炊き野菜とあわせた、
「今日の魚はマグロのカマよ」
母「枕のカバーですか?」

もう、笑うしかない。

八重桜の下に行くと昨日の嵐で散った花びらが一面にうっすらとはかなく春の名残を。
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16:00 おやつは杏仁豆腐

19:00 夕食 いつものご飯。マグロと野菜の炊き合わせ半熟卵乗せ。お味噌汁、イチゴとりんご


21:00 白玉団子小豆餡 煎茶 ポポンS
by ai-bannri | 2007-04-23 19:07 | 荒磯のうた