神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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無料の道

2月8日
「僕なら九州ぐらいは国道ばかりを走る。大体、お母さんは無駄遣いが多い」
息子に意見される筋合いは無いと思うが、一般国道のドライブは興味が無いこともない・・・・。
ナビに目的地を入れると標準は高速利用で860キロおよそ11時間。
国道にすれば880キロになって所要時間は23時間になる。
昭和初期じゃあるまいしやってられねぇ。

お昼ごはんをかねて弁当作りをする。
節分の巻き寿司の具があまっているのでもう一度火を入れて微塵に切って寿司飯に入れてお稲荷さんをつくる。
それと卵焼き、野菜を少々。
散らし寿司も作ってから三女に電話「残り物だけど食べてくれない?」

三女の家でお茶を振舞ってもらって旅路に着く14:40
中国道の側道は走りやすくて信号もあまり無い。

無料の道_d0038294_18102433.gif

数年前は宝塚の生瀬のあたりがひどく混んでいたがバイパスが出来ていた。
名塩のあたりもバイパスになれば三田あたりまでは楽に行けそうだ。
名塩は和紙の産地として知られている戦国時代の終わりごろ越前で技を修めた男がこのあたりの土を混ぜて漉き火に強い紙を作った。
色が微妙に違うのは混ぜる泥の成分のためである。
伝説では越前を後にした蓮如についていた弟子がここにとどまり越前で覚えた和紙の技法を里人に伝えたと聞いたことがあるが多分うそだろう。
ただ、この地には蓮如上人ゆかりの「教行寺」がある
昔は街道に業者が軒を連ねていたが今は一軒のみが名塩和紙を守っている
緒方洪庵の妻八重の生まれ故郷でもある
適塾では日本中から多くの人材が集まってきたが若くしかも血気盛んな者たちばかりだからその世話もさぞや気苦労なことであったろうが後世、福沢諭吉は「母のようなひとであった」と慕っている。
自身も13人の子を生したので機械としてはすこぶる優秀である。
その徳をしのんで生家跡に八重の胸像がある。
写真を載せたいところだがこんなことで立ち寄りしていては鹿児島につくのはいつのことやら分からない。

「機械」=2週間ほど前に柳沢大臣がもののたとえでうっかり「言ってしまった」のを野党とマスコミがすかさず食いついてその部分だけピックアップして、ために国会の審議まで止めてしまった(欠席した)
辻本などは「全女性の代表として大臣の罷免を要求する」と嬉しそうに叫んでいた。
私も一応女だけれど君に代弁してもらいたいとは思わないよ。
昔から種だの畑だのと両性を揶揄した比ゆはいくらでもあるよ。
民主党の要人の「アラ」も出てきたのは言うまでもない。
by ai-bannri | 2007-02-12 17:41 | 日記・あれこれ