神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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晩秋の美山 11月22日

もともとあまり友達づきあいをする母ではなかった。
わずかにいたご近所の方も亡くなったり施設に入ったりして訪れるのは孫かひ孫ぐらいだ。
大方はうとうとと寝てばかりいると義姉がいう。
京都のもみじを見せてやろうと前の日に連絡しておいた。
楽しみにはしていたようだ。
10時過ぎに実家を出てまずはパークウエイは通らずに一般道から西明寺の下から高尾の参拝道あたりに回りこむ。
平日だが今が最も美しいのだろうたくさんの人でにぎわっていた。
歩ける人との物見遊山なら神護寺にも参ろうものだが茶店の幾段かの石段さへおぼつかない。
まだ、さほどには空腹ではないよというので見事な北山杉を眺めながら周山街道をドライブする程なく北山杉資料館に着いた。
北山杉の生長の仕方や、この辺りを舞台にした川端康成の小説「古都」の写真などが展示してある。
同じ敷地にレストランがあって食事が出来るのだ。
バリアフリーではないが車椅子で部屋まで行けるのが助かった。
母はまったく足がだめになってしまった。
車から車椅子に移るとき、座敷に上がるとき、抱きかかえないとちょっとの移動が出来ない。
つくづく小柄な体格でよかった・・・・とおもう。
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窓の向こうによく手入れされた杉の林と今が盛りのもみじが見える。


弁当風に盛られた京料理を食べた。
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これに天麩羅と炊き込みご飯がついている。
とてもご飯は食べきれないのでラップをもらって持ち帰ることにする。

このままUターンすれば早々と大阪に帰り着いてしまう。
母は外出したら必ず夕食も外で取るので、それではまずい。
小一時間ほどの距離にある美山に行くことにした。
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最近は旅行案内書に美山は頻繁に取り上げられているので訪れる人も多い。
なによりこの瓦葺屋根の集合は幼いころの郷愁を呼び覚ますのだろう。
京都府桑田郡見山町なのだが、母は「京都は広いもんだねぇ・・」と感心したように言う。
時間があるからわらぶき屋根のたくさんあるところを見せてあげるというと、
「食べたばかりでバラズシなんか食べられるもんか」とトンチンカンな返事をする。
そう聞こえたか?
集落の中を散策して、昔我が家にもあった農機具の数々を見てしばし思い出を語る。
帰り道、眺望はいまひとつと思ったけれど嵐山にはパークウエイを経由して保津川の景色をたのしむ。
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by ai-bannri | 2006-11-30 20:57 | 荒磯のうた