情熱の島の夕べ
2006年 09月 14日
与次郎が浜の鹿児島県庁のある辺りは昔、鴨池空港と呼ばれる飛行場があった。
プロペラ機が飛んでいたのだ。
戦争中は軍の訓練場でもあったし、特攻機もいくらかはここからとんだ。
昭和48年(1972)鹿児島空港は溝辺(今は霧島市内)に移り国際空港となった。
こんなに近くに櫻島があって風向きによっては灰が大量に降るのだもの。
江戸時代には塩田があったらしい。
天保年間に荒田村の百姓与次郎が拓いた。
7日に泊まった鹿児島東急ホテルはこの浜にあって窓は桜島に向いている。
手に取るほどに見える。
雲間から夕日がかすかに差して海に映しわずかある錦江湾のさざなみに色を添えている。
小さな桟橋があってその周りには幾艘もの小船が見える。
桜島の向こうにかすかに見えるのは大隈半島の山並みだ。
明日はあの島をわたりあの山の裾を走って佐多岬にいこう。
トラピックス・アラウンドの発行している格安航空券プラス宿泊券のセット25000円で鹿児島東急ホテルに泊まる
by ai-bannri
| 2006-09-14 23:08
| 荒磯のうた