神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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12月23日ー1年前の感動

正確には昨日だが三女のうちの女児の誕生日で、集まって祝いをした
娘は一月も前から姉たちと会えば誕生日のプレゼントの話やケーキ、料理のメニューなど、我を忘れるほどに話題にしていた。
昨日は親子三人で祝った。
離乳食もかなり進んだ子はロールキャベツを喜んで食べたといい。ケーキの残りはあるのに今日のシホンケーキはバナナにした、と冷蔵庫をあけて見せた。
子供はアレルギーがきついので乳製品は駄目だからデコレーションがいまひとつだ。
長女も次女も集まって大きな鍋で鯛とカワハギつみれの鍋を振舞ってくれた。

『1年前に友に送ったメール』
三女のお産は私が見ると分娩室に入るまではとても安心して見られました。
ところが
陣痛が少し弱くて胎児が産道に入ってから何回も途絶えて
そのたびに胎児の心臓のモニターの画面が無色になって私の心臓が早鐘を打ち鳴らしました。
生まれるときに酸素が脳に届かなくて障害者になった人はたくさんいるのです。
不安を妊婦に伝えるわけには行かないし、プロ達に指図するのは憚れるし、あわてました。

心臓の動きは止まっているんですか?と小声で伝えると、
酸素マスクを出して三女の口にかけましたよ。
そして、医師が呼ばれてちょっとした手術を施して、間もなく生まれました。
あくまでも普通分娩にこだわる評判の良い病院で、信頼は置いておりますが、
とりあげるのは個人なので、どんなところでも不安はあります。
モニターに、また数字が出るまでの10秒ほどは息が止まるほど長く感じました。
普通ならばピンク色で生まれるのにチアノーゼが出かけていました。
程なく産声を上げたので私の心配は杞憂に終わりました


産み上げた三女は胞衣を拭ったままの新生児を心臓の上に置いて泣きじゃくっていた。
ふと、横を見ると婿殿も涙を拭っていた

あのときのことを覚えている?と聞けば
「そりゃもう・・・・絶対に忘れられへんわ」

今日の病院食
 野菜のクリーム煮
 魚(たら9のボイル、温野菜添え
 メロン
 ご飯
見舞いに行った長女と軽い世間話が出る。
母の顔を見るとほおの色がピンクできれい。
点滴の作用で水分が足りて皺が伸びているようだ
by ai-bannri | 2005-12-24 02:52 | 日記・あれこれ