神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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12月12日ー誰が守るか

「間違った考え方ですね」と、みなまで言わせぬうちに太い針が刺さるので、
『これは私の偏見だと思いますが」と断ってからものを言うことがある。
歴史教科書の問題しかり
国家を自虐的に見る外交官への思いなどはそうだ。
幼児ガからむ事件への意見もそうだろうか。
さまざまな事件の背景を見ると加害者は明らかに病人だと思われる人もいる。
自分達が幼い頃は村の中に一人ぐらいは「変な人」がいた。
大人たちは「おかしい人」と認めたうえで付き合っていた
子供たちも特別な人と思っていた。
村社会は全体で子供と、「変な人」を守っていたことになる。

大家族の家に嫁いだ友人は後で夫の兄弟の一人は「病人」だと分かって悩んでいた。
子息が学齢に達する頃には危険な兆候も見せてきたので山村留学と称して避難させた。
義父母を次々と送り、義弟を守るのは自分たちしかいないと今は覚悟をきめているが

友人の肩にかかるものは量れない重さだ

先日会った女性は事件を起こした犯人を育てた母親に因があると言い切っていたが、そんな単純なものではないだろう。
それは、たまたま子育てに成功した(と思っている)母親と、責任をよそに擦り付けたい男が口にする、ワンパターンのフレーズだ
by ai-bannri | 2005-12-12 16:50 | 日記・あれこれ