神々の鎮座まします霧島の山々を宮崎県の側から眺めます


by ai-bannri
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10月24日ー生まれ故郷は荒れにしを・・

死ぬまでにもう一度生まれた家を見たいという
 5月に行って何もなくなったのを見たでしょう
何もなくとも跡はあるだろうが
 跡も・・・

誕生日までに帰郷したいと繰り返し言うので連れて行くことにする
d0038294_19221556.jpg母は呆けてはいないが認めたくないことは忘れるらしい
母や自分達が生まれた家は伯父の家の離れなのだが、母屋の跡を継いだ従兄弟は都会に出たまま帰るつもりはない
母屋ともども、家は朽ち果て勢いの強い孟宗竹がはびこっていて足を入れる道さえもない
かえりみるつもりがないのなら譲ってくれ、少し手を入れてみかんなぞ植えてたまさかに帰ったときの慰めにしたいと申し出ようとしたら従兄弟の姉が争いごとになるから止めておけという

高齢の母の面倒を見るのは大変だと聞くのでいよいよ身の回りも怪しいかと思えば、
次女は「昨日はおばあちゃんお手製の巻き寿司をご馳走になった」と知らせてくれる

自分で服を着て脱いで、飯を作り食べ、用も足すなら世話をするのは何ほどのこともないと思うけれどことの大小を感じるのはその人の個性だから何事も言えず

9時40分のフライトで昼前には鹿児島空港に着く
今日もあれた家の跡を見てきっとがっかりするに違いない
母はもうすぐ90歳
by ai-bannri | 2005-10-24 04:15 | 荒磯のうた